物語の練習

大塚英志氏の「物語の体操」を実践して物語を作る練習をします。読んで得は無いです。

リフレイン

過去 調和・逆
現在 慈愛・逆
近未来 清楚・逆
援助者 厳格・逆
敵対者 寛容
結末 変化・逆

 

スナックのママと元大工の父の間に生まれた和佳子。父は怪我をきっかけに酒に溺れ仕事をしない。常に夫婦喧嘩をしている家庭に育ち和佳子はいつも泣いていたが、やがて両親は離婚する。(調和・逆)
スナックの客が新しい父になるが、義父は和佳子を虐待し、中学生になった頃には性的にも虐待するようになった。(慈愛・逆)
高校を卒業してすぐ逃げるように家を出た和佳子は、街でスカウトに声をかけられ風俗の仕事をすることになる。(清楚・逆)
主人公は風俗から足を洗い家庭を持つことを望むが、自己肯定感が低く、自分を汚いもの、幸福になるべきでないものと思っている。
そんな和佳子の全てを許し受け入れてくれるオーナー。オーナーは和佳子を自分に依存させ、仕事を辞めさせずに搾取し続けようとしているのだった。(寛容)
たまに来る客に高田純次のようないい加減な人物がいたが、彼が適当に言うセリフは和佳子にとって意外と本質を突いていた。(厳格・逆)
高田に教えられた和佳子は意を決して風俗から足を洗い、スナックで働き始める。
とび職の客といい仲になり、妊娠をきっかけに結婚。娘が産まれてささやかながらも幸せに暮らしていた。
しかしある日夫は仕事中に大けがをしてしまい、とびの仕事が出来なくなる。
夫は酒に溺れ、夫婦のいさかいが絶えなくなり、娘はいつも泣いているのだった。(変化・逆)

 

(80分ぐらい?)